プロ野球の日本シリーズで阪神が59年ぶりの関西対決を制し一夜が明けた6日、大阪の街やゆかりの地は祝福ムード一色となった。大阪・梅田には「日本一」の巨大な垂れ幕が登場し、本拠地・甲子園球場の最寄り駅の看板も日本一バージョンになった。
早朝の阪神電鉄大阪梅田駅(大阪市)近くの複合ビルには、赤い文字で「覇」「日本一」と記された高さ約38メートルの黄金色の幕がお目見えした。セ・リーグ優勝時は球団カラーの黄色地だったが「今回は日本一なので」と担当者。
甲子園がある兵庫県西宮市の市岡晶子さん(53)は出勤前に写真を撮りながら「一夜明け喜びを実感している。今日は会社を休めば良かった」と笑顔。