【ロサンゼルス共同】米大リーグは１４日、フリーエージェント（ＦＡ）選手と今季の所属球団が規定額で１年契約を結べる「クオリファイング・オファー（ＱＯ）」の回答期限を迎え、エンゼルスからＦＡになった大谷翔平を含め、提示された７選手は全て拒否した。メジャー公式サイトが同日に伝えた。

　ＱＯの規定額はメジャーの年俸上位１２５選手の平均で、今季は２０３２万５千ドル（約３０億５千万円）だった。大谷のように大型契約を見込める有力選手は受諾しないケースが大半。選手がＱＯを拒否して別の球団と契約すれば、旧所属球団にドラフト指名権が補償として与えられる。